目次
はじめに
Recommectでは、自サイト内の複数のページに広告を設置している場合等において、「サイトを訪れたユーザーがどのページから広告にアクセスして成約に至ったか」を参照できる「リファラ参照機能」があります。
本記事では、このリファラ参照機能と推奨利用方法について、解説いたします。
基本参照方法

広告をクリックしたユーザーが成果を達成すると、成果管理ページからリファラを確認することができます。
デフォルトの状態では、取得できる情報はURLのドメイン部分(https://example.com)までに限られていますが、以下の推奨利用方法を行っていただくことで、ドメイン以下のパス部分(https://example.com/XXXXX~)も取得可能となります。
推奨利用方法
昨今の各社ブラウザのセキュリティ対策により、各社ブラウザのデフォルト設定のままではURLのドメイン部分のみの取得までとなっており、URLのパス部分まで取得するためには広告設置時に、以下の作業を行ってブラウザの設定を変更する必要があります。
URLのパス部分までの情報が取得できるようになると、どのページからの成約率が高いか等を解析されたい場合等においてもお役立ていただけるようになりますので、Recommectでは本作業を推奨しております。
1. (推奨作業) 広告設置サイトのHTMLファイルにmetaタグを追加する

以下のmetaタグをサイト全体、もしくは広告を設置するページの<head>タグ内に追加してください。
<meta name="referrer" content="no-referrer-when-downgrade"/>
このmetaタグが入っていないページに設置された広告のURLパスは取得できません。
WEBサイト全体への設置設定が可能な場合は、全体への設定を推奨します。
2. 広告を設置する

上記metaタグの入ったページに、通常どおりRecommectから取得した紹介リンクURL、もしくはバナー広告タグを設置してください。
※ QRコード広告の場合、リファラの取得はできません
バナー広告タグの利用方法は以下をご参照ください。
リファラが表示されないケースについて
リファラが正しく取得できなかった場合、成果管理ページで「リファラ」が表示されません。
リファラが取れない原因は複数ありますが、リファラが正しく取得できないケースの一部を以下にご紹介いたしますので、ご参考ください。
- 広告設置サイトがhttps化を行っていない場合
- 広告クリックユーザーが使用しているブラウザの設定で、あえて参照元の情報を残さない設定にしている場合
- 広告クリックユーザーが使用しているセキュリティソフトで、あえて参照元の情報をセキュリティの保護観点で送らない設定にしている場合
- スマートフォンのアプリに掲載されている広告から遷移してきた場合
- QRコードからアクセスした場合
- 広告のURLをブラウザのアドレスバーへ直接入力してアクセスしてきたり、ブックマークに登録してアクセスしてきた場合
- ブラウザの閲覧履歴から広告リンクを開いてアクセスしてきた場合
etc.
終わりに
アフィリエイト成功の秘訣は、どのページが最も成果を上げているかを理解し、それに基づいて戦略を最適化することにあります。
アフィリエイターの皆さんには、ぜひこのリファラ参照機能を活用して、どのページの広告が最も収益を生み出しているかの傾向を把握することで、報酬取得率向上にお役立てていただけると嬉しいです。